除籍処分@富士山

記録:よっしぃ

6月の登山は、きたるエルブル−ス挑戦に備える 雪上訓練の舞台として、富士山を目指した。 宅間研山岳部の富士山登山としては すでに御殿場口からのコースを制覇しているので、 今回は初挑戦となる河口湖口からの取り付きである。
河口湖口5:00の集合を予定して夜間に移動したものの、 豪雨の影響で関西班の到着が大幅に遅れ、スタートできたのは7:00。 いきなりの苦境だが、コースタイム的には挽回可能な遅れとあり、 淡々と出発する。
しかし、岩稜帯の連続となる河口湖コースの厳しさに加え、 断続的な霧雨や雪渓からの冷気による体温の低下に苦しみ、 永井さん・吉田がブレーキ。 特に吉田は、七合目を過ぎると標準コースタイムすら維持できない有様で、 パーティ全体のペースも大きく乱れる。
八合目を過ぎるとコースには真っ白い雪が残り、さらにペースが低下。 ついに八合五勺付近で時刻は13:00を迎え、これ以上進むと スバルライン閉鎖時刻までに下山を完了することは困難との判断から 撤収を決断する。 当初の目的である雪上訓練として撤収ポイント付近を 数百メートル往復し、これを最後に下山を開始。 ついに目標の剣ヶ峯には未達のまま、 ここに宅間研山岳部は発足以来はじめての敗北を喫した。
下山後の反省会では、敗北の原因となった吉田の処分を巡り紛糾。 関東移転後トレーニングを欠いているということで擁護の余地はなく、 全員一致で吉田の除籍を決定した。


撤収ポイントにて。中央左、力強くガッツポーズはリベンジを誓う(?)よっしぃ

経路と通過時刻
河口湖口 7:20
六合目 8:10
七合目 9:40
八合目 11:00
本八合 12:30
八合五勺付近 13:00
(撤収ポイント)
河口湖口17:20