4/15(土) 本田氏の提案により,久々の活動として蓼科山登山が企画された。
残雪がやや心配なじゃあじ満も,この数日の暖かさで,まあ何とかなるやろ,と楽観。
9:00塩尻駅集合。じゃあじ満号に乗り込み,いざ出発。白樺湖畔のローソンでご飯を調達。
蓼科山登山口に10時過ぎに到着。駐車場に10台以上の駐車。やはり百名山は人気ですのぅ。
肝心の天気の具合は今ひとつ。本田氏の「手袋ないねん」との発言に衝撃を受けながら準備。
一応,雪山なんですけど・・・・
雪山の格好ではありませんねぇ・・・
登山口からカチンコチン。アイゼンを装着して出発(10:40)。
雪山を淡々と登る。アイゼンが久々の本田氏のテンションは上がる一方。
途中,下山してくる登山客と遭遇。山頂付近は雪・風が強いらしい。
ここで,一休み。下山してくる登山客が来たので,少々会話。
風が強すぎて,断念したとのこと。うーむ,ここではそうでもないのになぁ・・・
ガスの中に突入。本田氏の素手が痛々しいが・・・・・
木々の高さが低くなり,森林限界が近い感じ。再び下山してくる登山客。
聞いたところによると7割方はあきらめて下山しているとのこと。
そして,本田氏の格好を見て,
「帽子,フェイスマスク無いのは,『無謀ですね』」とのご指摘を頂く。
少々,耳が痛くなっていた本田氏は,急遽,じゃあじ満が偶々,
リュックに入れていた帽子を装着。
樹林帯を抜けると,強風ゾーンに突入。叩き付ける雪が痛い!
追い風気味なのがせめてもの幸い。
さすがの本田氏も生命の危機を感じたのか,
急いで(遅きに失しているような気もしますが・・・)ダウンを羽織ろうとする。
強風の中,手も動かず,悪戦苦闘。
山頂は近くのはずだが,ガス+叩き付ける雪+バランスを崩す風で,
ルートを見失いがち。まぁ,いわゆるホワイトアウトに近いですなっ!!
トレース跡は綺麗に無く,赤いポールが唯一の目印。
本田氏と離れないようにするも,轟音のため,足音はおろか,声も聞こえない。
むーーーー,これはかなりやばいなぁ,と思案しはじめた矢先,
何となく記憶にある山頂の雰囲気。目の先に標識っぽいのを確認。
なんとか,山頂(13:00)。帽子が真っ白になってますな・・・・
下山は見事な向かい風。顔面はすぐに感覚が無くなり,フェイスマスクが恋しい。
メガネが真っ白に凍り,具合いと悪し!視力0.1以下のでも裸眼の方がマシとメガネを外す。
とにかく樹林帯まで,ガマン,ガマン!
何とか樹林帯へ入り,風が目に見えて小さくなると,安心感から二人で大爆笑。
時間的には決して長い時間ではなかったけど,正直,やばかった。
毎度のことですが,やはり,装備は重要ですな。
(ええ加減学習しましょう!!)
下山はアイゼンのおかげで,ザック♪ザック♪と快適至極。
途中,2100m地点で遅めの昼食。そのまま,14:50駐車場に到着。
帰りの途中,蓼科温泉(500円)なるところで身体を温め,人心地。
松本に戻りましたとさ。
【コースタイム】
登山口 10:40
2100m 11:40
山頂 13:00
登山口 14:50
【おまけ編】
翌日(4/16)は観光ツアー。
まず,桜の名所,高遠城址公園へ。
とにかく人が多いっ!桜はちょっと早かったかな?
桜の向こうに木曽駒。
仙丈ヶ岳も見える。
お次は北上して諏訪大社を目指す。
道中,眺めのよい杖突峠で昼食。
元画像はコチラ
昨日の蓼科山。むーーん,今日行けばマシだったのかなぁ。
諏訪上社本宮の御柱。
なんか祈願祭をやってました。
諏訪湖にちょっと寄り道。
下社秋宮へ。
参拝して帰路につきましたとさ。